ライトノベルインフォ

オタク歴10年以上のryuhyoiが、注目の作品を紹介しつつ、備忘も兼ねたブログです。

ライトノベルクラシック(アニメも)第2回「ストライク・ザ・ブラッド」

お久しぶりです。

しばらくネットの無い環境におり、

更新が遅れてしまいました。

 

今回は、新作のインフォではなく、

ゴールデンウィークに鑑賞したアニメ

ストライク・ザ・ブラッド」を紹介したいと思います。

 

公式サイトはこちら

dengekibunko.dengeki.com

TVアニメ「ストライク・ザ・ブラッド」公式サイト

 

最新刊はこちら

原作は三雲岳斗さん、イラストはマニャ子さんで、

既刊は12巻、電撃文庫より好評発売中です。

 

三雲さんと言えば「ダンタリアンの書架」でも有名な方ですよね。

ダンタリアンの書架1 (角川スニーカー文庫)

ダンタリアンの書架1 (角川スニーカー文庫)

 

こちらもアニメ化されています。

名作なので、機会がありましたら、いずれ紹介したいですね。

個人的には、メインヒロイン役を演じた沢城さんの声が

やられてしまった作品という印象です。

  

話を戻します。

ストブラのイラストレーター、

マニャ子さんとは、以前少しお会いしたことがあります。

顎のラインや、足先、手先等で鋭敏な線を描かれる方ですが、

女性の柔らかなかわいさを描けるイラストレーターさんという印象ですね。

 

 

さて、作品紹介をば

この作品では、世界に魔族がおり、人間とは何かと勝手が違う魔族が

人間と共生している魔族特区絃神島」が物語の舞台となります。

 

主人公の名は暁古城。

彼は基本、面倒くさがりで、何事にもやる気がない怠惰な人間です。

ただ、自分の身の周り、特に大切な家族や仲間たちのためとなると、

自己犠牲すら厭わず積極的に動く、仲間想いの性格の持ち主でもあります。

 

基本受け身な主人公、

しかし、平凡に暮らしたいという意思に反し、

身の回りで起きた厄介ごとに、巻き込まれていくというストーリーとなっています。

 

作中では、そんな巻き込まれやすい性質もあってか、物語が始まる4ヶ月前に、

第四真祖の力を受け継いだ吸血鬼となってしまっています。

※第四真祖とは、伝説の中にしか存在しないとされた世界最強の吸血鬼です。

 

そして、そんな彼を監視し、手に負えなくなった場合には抹殺すべく、

メインヒロインの姫柊雪菜が、獅子王機関から送りこまれます。

彼女はこの作品のもう一人の主人公。

ぼけている部分としっかりしている部分のバランスがとてもいいキャラクターになっています。

 

普段は常識家的な発言をするくせに、一度事件に巻き込まれると

冷静に非常識な行動や言動をとるというのは、古城と同様で、

この手の萌えハーレムバトルものには多いキャラクター設定ですね。

 

そして、古城の昔からの友人で、天才プログラマーのヒロイン藍羽浅葱

雪菜の親友で古城に思いを寄せる煌坂紗矢華などなど、

 

古城が戦う際、彼は吸血鬼ですので、

処女の血を吸うことでパワーアプできるのですね。

血を吸う行為に至る前に性的興奮が必要になるため、

多くの女性たちと、そういう関係になっていきやすいというところに

物語の設定上のうまさがあると思います。

 

結果的に、強大な力を持つ主人公と、

主人公を助けるヒロインたちという構図ができ、

ヒロインは主人公を助けるために性的なスキンシップをはかる必要があり、

主人公はたくさんのヒロインたちを相手にしなければならないため、

てんやわんやの騒動が起きていく。

 

もうなんというか、ハーレムラノベ

典型的なテンプレに、うまい具合に吸血鬼の設定だったり、

物語にしても事件自体にネガティブなイメージが起きないように、

適度に主人公がヒロインたちにいじめられたりと

テンポ感や、設定の使い方が完璧だと思います。

 

それに加えてアニメでは、

姫柊雪菜役の種田梨沙さん

藍羽浅葱役の瀬戸麻沙美さん

古城の妹役の日高里菜さん

ラ・フォリア・リハヴァイン役の大西沙織さんなどなど

若手の実力派や、実績は少ないがうまいと言われている

人々をヒロインに次々起用しているあたり恐ろしいですね。

 

そしてなんといっても、

ちょっとツンデレっぽい男役をやらせると天下一品の細谷さん

 

最初にアニメを見たときは、びっくりしました。

この作品がきっかけで種田さんのハリツヤがあるのに、

キンキンしていない声のファンになってしまったんですよね。

 

そして、

ドラマCDとOVAの話も出ていますね。

dengekionline.com

 

2期の期待もあったのですが、

原作でもう少しストックしておいたほうがいいとも思いますので、

こんなものですかね。

 

いずれにせよ今後の動向がきになる作品です。

 

今のうちに見ておいて損はないと思いますよ!