ライトノベルインフォ

オタク歴10年以上のryuhyoiが、注目の作品を紹介しつつ、備忘も兼ねたブログです。

デート・ア・ライブ 万由里ジャッジメント舞台挨拶付きの上映会に行ってきました。

デート・ア・ライブ」は、もう既に何度かこのブログでも紹介しておりますが、

ファンタジア文庫から絶賛発売中、連載中とでもいえば良いんですかね。

原作:橘公司さん、イラスト:つなこさんの作品となります。

デート・ア・ライブ マテリアル<デート・ア・ライブ マテリアル> (富士見ファンタジア文庫)

 

原作の橘先生は、以前イベントでお会いしたことがあります。

「十香たちはもっとかわいいのに、僕が表現しきれてない」

といってしまうほど真面目で、すごい好感が持てる方でした。

今回は、舞台挨拶中に橘先生からのお手紙が読み上げられたのですが……

date-a-live-anime.com

 

 

さて、舞台挨拶です。

 

舞台挨拶は映画の上映前ということで、

ネタバレは含まないものでした。

 

それにしても、デート・ア・ライブ初期の頃に比べて、

島崎信長さんのコメントが板についてきているように感じましたね。

本人も自覚があるようで、それもこれも、相方の十香のキャストを演じてくださる

井上麻里奈さんという良い先輩に恵まれ、フォローしてもらったおかげですと、

感謝の弁を述べられていました。

たしかに頼りがいがありそうで、面倒見も良さそうですよね。

あんな綺麗で、声が良くて、頼りになりそうな先輩がいたら……

うらやましいですね!

 

作品の魅力について聞かれて、全部ですと答えてしまうお二人には

作品に対する思いや、愛を感じましたね。

上映後に思うことですが、良くできた作品でした。

 

そして、原作者挨拶のお手紙が井上さんによって読み上げられました。

読み終えたあと島崎さんが、

デート・ア・ライブは今年で4周年、晴れて4歳になりました」

といったところで、前の挨拶では大爆笑、手紙の内容がおかしいのかと思っていたけど、

麻里奈さんが読んだら大丈夫だったから、やっぱり読む人がおかしかったのかと告白。

大盛り上がりになりました。

 

前々から、デート・ア・ライブでは、四糸乃が一番好きと公言してやまなかった島崎さん。

それに加えて、神無月とのホモ疑惑までいわれてしまい……

 

みくびらないでください。

未亡人からお姉さんから姉妹から幼馴染から幼女まで……

ただし二次元だけどね

 

と、冗談をいう島崎さんに、

観客席からは、ロリコン!、スケベ!と言った声が、

そんな失礼な反応に対しても、優しくノリで乗り切ってしまうところなんかは、

本当に紳士的な方でした。

 

というか、すごいですよね。

怒ってもいいところでしょうけど、

エンターテイナーだなと感じるものがありました。

 

後はガヤ音

今回の映画で使用されているガヤ音は、

デート・ア・フェス2の時に収録されたようで、スタッフ一同大絶賛だと言うお話がありました。

たしかに、すごいですよね。リハ無しで即興であわせてしまうあのオタクの方々のオタ芸?

キャスト陣からも、やっぱ本物は違うねとか、本物はいいねという声が聞こえて来たようでした。

 

ここからはネタバレします。

 

さて映画について、

 

3つ感心させられたところがありました。

1つ目は、良くこの短い時間で各ヒロインの魅力を伝えたなという点ですね。

70分ちょいの上映時間で、既存ヒロイン一人一人とデートするっていうのは、

企画意図としてすごいわかりやすいです。

でも、順番や1人当たりの尺については、結構な葛藤があったんじゃないかなって思いましたよ。

だって、冒頭や後半のバトルなんかを考えると、1人5分程度の時間が取れれば良くて、

その中で、各ヒロインのファンたちが、「こういうシーンが見たかった。ありがとう」

っていう物を作るラないと行けないわけですから。

さぞ大変だったんじゃないかと思います。

 

結果的に見れば、各ヒロインちょっとずつ物足りないものの、

かわいさはすごい出来てて、一番大事なところは外してないかなと思うように出来てました。

折紙ファンには少しかわいそうですが、まだ精霊ではないので……仕方ないですね。

 

万由里のシーンは少なかったけど、後述するように

山椒のように小粒でピリリと辛い存在感を放つことは出来ていたのではないかな。

 

2つ目は、後半のアクションシーンですね。

映画館があまり良くなかったので、所々画質が悪くなるところもありましたが、

もっと大きなモニターで見てみたいなと思わせるくらい、

絵が綺麗で、しかも各精霊たちが、かっこよく、映し出されていたので、

鳥肌が立ってしまう仕上がりでした。

今までデートのバトルシーンって、そんな真面目に見てこなかったんですが、

これだけ、凛々しくも美しい精霊たちを見せられちゃうと、今後は丁寧に見なければと思いましたね。

さすが、監督初めロボットものが大好きな人々の描くバトルシーンって感じでした。

 

3つ目は、やっぱりお話ですかね。

やっぱり、見ていて幸せを感じる映画って、すばらしいと思うんですよ。

一人一人の精霊のかわいらしさとか、純粋で無垢なかわいらしさとか、

微笑ましさとか、ホンワカとした時に人ってほっこりした幸せを感じると思うんです。

そう言うシーンが束になって私に押し寄せてくるので、とても幸せな時間を満喫することが出来ました。

 

また、物語の進行上、すごい物悲しい面もあるんですよね。

まゆりは結局消えていってしまうから……

でも、そんな中で、すごい大きなメッセージ性を感じたのは、

(ちょっと台詞間違えてたらごめんなさい)

 

士道の

「生まれて来たもので死んで良いやつなんて1人もいないんだ」

という台詞と、

 

万由里の

「生まれたときから愛してた」

という台詞に鳥肌が立ちましたね。

 

ここのシーンが一番伝えたかったことかなと個人的には感じましたけど、

こういうドキッとさせ方もあるんだなと、また1つ学んだ主でした。

 

後は劇中歌で、デート・ア・ライブが流れたところも良かったな。

 

とにかく

デレデレ9割、鳥肌1割

で出来ている作品なので、皆さんも見ていってください。

 

それにしても

万由里アラウンド本当に良かった。

 

とても幸せな気持ちになれますよ!

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