「Classroom☆Crisis」第1話~第5話上映・霧科コーポレーション中間報告会 に行って参りました。
もう1ヶ月も経ってしまいましたが、先々月7月31日に
「Classroom☆Crisis」の上映会に行って参りました。
大分報告が遅れてしまった上に、情報が劣化してしまっているかもしれませんが、
この作品の魅力に触れていきたいと思います。
「Classroom☆Crisis」は7月より好評放送中のアニメ
アニメ原作のいわゆるオリジナルアニメとなります。
原作は、MONTWOさん、シリーズ構成は丸戸史明 with 企画屋、
監督は長崎健司さん、脚本も丸戸さんですね。
アニメの発表にあわせてライトノベルの方も発売されているようで、
MF文庫Jから田口一さん著の「Classroom☆Crisis」シリーズと、
あさのハジメさん著の「Classroom☆Crisis あなざーくらいしす」(スピンオフ)シリーズが
好評発売中のようです。
Classroom☆Crisis Classroom☆Crisis あなざーくらいしす
アニメOP/EDについてもかなり話題性が高いのですが、
本編のおもしろさの話題に触れてから、その話は致しましょうか。
人類が宇宙へと旅立った未来。
それを支える高度な宇宙工学の発明は、研究者でも会社でもなく、ある2人の学生が生み出したものでした。
発明をした2人の学生の1人、霧科が立ち上げた霧科コーポレーションはその後、世界規模の大会社となり、
とある特殊な研究開発部門をもつことになります。
それが霧科科学技術学園 / A-TEC
学生の柔らかい頭、自由な発想で、航空宇宙工学を学びながら、会社の施設と経費を使って
研究と開発を行わせ、数々の新技術、新発明、技術革新を生みだしていきました。
今の産学協同や松下政経会等の発展系とも言うべきものでしょうね。
もちろん高校生なので、クラスがあり、自身一流の技術者ですが、熱血で暑苦しい担任のもと
高校生たちは、学業に励みながら、最先端技術開発部員となって、研究開発を行っていました。
そんなある日、霧科コーポレーションの社長の弟が、部長として赴任。
3ヶ月後のA-TECの閉鎖を言い渡したのです。
それでClassroomのCrisisなのですね。
今更ながらに確認できました。
話の筋としては、アニメとしては珍しく、社会派の一面があったり、
陰謀や策謀が渦巻いていたりと、あまり大衆受けしないないようになっているのですが、
最近の半沢直樹のヒットもありましたし、そう言う路線でアニメを作ってみた感じでしょうね。
企画意図としては……。
結論から言うと、復讐劇としても、ヒューマンドラマとしても、
また、学園系のアニメとしても高度な水準でお話が出来ていて、
バランス的にも、クォリティ的にも成功していると思います。
こういう物語の構成だと、暗い鬱天界になりがちなのですが、
なかなか明るく描かれているところがアニメ限らずドラマとかにした時にもかなり行けるのではないかと思います。
ただ、先を予想したくなる部分と、アニメの尺が足りないために
そんなところからそんな反則技使うのだめだろとか思っちゃうところとが
同居していて、私のようなアニメファンには、受け入れられやすい作品になっていますね。
舞台挨拶では、
主人公霧科ナギサ役の内山さんが、役作りのために最初から色々と知らされているとかいう話も出てましたね。
さらに、知らないはずの堀江由衣さんが「こうなるかも」と言ったことが結構当たってるとか、
とぼけなきゃ行けない内山さんが大変だという話になってました。
キャストの立ち位置を巡って、小林ゆうさんが暴れ出したのも覚えています。
相変わらずの暴れっぷりで、結構楽しかったですねwww
もう最新10話まで放映されてしまっていて、
ネタバレにならないと思いますので書きますが、
この舞台挨拶で、森久保さんと内山さんが面白い話をなされていました。
9話あたりで、内山さんがすんごいがんばって、精も根も尽き果ててしまった時に、
いつもならみんなでお食事に行くけど、その日は大分遅い時間に収録が終わったため、
そのままお開きに。
見かねた森久保さんが内山さんを焼き肉に連れて行ったというお話でした。
森久保さんが、いい声で終始キャストの皆さんを引き立てていたこともあり、
なんだかジーンとくるようなエピソードでした。
内山さん!9話見ました。
とてもいい演技でしたよ。
それに、吉野さんもすごかったですね。
というかこのアニメは、
屋良有作さんに有本欽隆さんなど実力派の渋い脇役が多いですよね。
ワキが固まっているというか、何というか……。
そう言う観点から見ると、
OP/EDも
今売り出し中の注目度No.1のTry sailと、
新生ClariSを使っているところ
株式会社小澤亜李でのインターネットラジオ配信
とにかく、、横展開に縦展開 凄まじい企画力です。
超一流とまでは行かないかもしれませんが、
一流どころをここまで集めて、ありとあらゆるジャンルで同時展開させ、
ヒットをさらおうとするこのプロジェクトの企画力に尊敬の念を感じました。
というか、どれだけお金使って、誰が出しているのか。
アニメの先の展開よりも気になってしまいました。