『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』プレミアム先行上映会に行ってきました。
もう昨日になってしまいましたが、
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』のプレミアム先行上映会に行って参りました。
公式サイトはこちら
今年の秋アニメ、10月期からの放送になります。
最速は、TOKYOMX10月7日(水)24:30〜になります。
■作品情報
本作品は、太田紫織さんのミステリ小説。イラストは鉄雄さんらしいです。
アニメにしては珍しい普通に文芸の「角川文庫」の作品ですね。
ただこの作品、私はイベント告知まで寡聞にして知らなかったため、内容紹介が出来ません。
(最も好きな声優の伊藤静さんが登壇されると知って急いでチケットを取ったわけで…w)
一応公式に載っているようなことを書いておきます。
主人公は、館脇正太郎、作品での視点も彼のもので進んでいきます。
そして、ヒロイン?かな?は、九条櫻子、この人物が、非常に変わっていて、
この2人を軸に物語が進んでいく感じですね。
作者の太田さんは、
「残念美人が草食系男子とあくまで個人趣味の一環で謎を解いたりするお話です」
とまとめられています。
公式の作品紹介はこんな感じ
北海道・旭川。 この街には、「櫻子さん」が住んでいる。 櫻子さんは、美人で名家のお嬢様。 なのに三度の飯より「骨が好き」。 そんな彼女と一緒にいると、 なぜか僕まで骨と縁ができるようで。 骨にまつわる事件と櫻子さんに、 振り回されっぱなしの僕だけど、 それが嫌じゃないのは、 櫻子さん、きっと、あなたのせいだと思う。
まあこれで興味を持ってくれる人がいたら僥倖なのですが…。
私は超衝撃を受けた作品なので、是非見てほしいです。
上映会のことは以下ネタバレを含んで書きます。
◆イベント冒頭の雰囲気
さて、前回のイベント同様、登壇されるキャストの登場人物になりきった
冒頭の簡単な小話の後、前回はいきなり第1話だったのですが、
今回は、第1話前にキャストの
伊藤静さん(九条櫻子役) 榎木淳弥さん(館脇正太郎役)
今村彩夏さん(鴻上百合子役)、そして監督の加藤誠さんが紹介され登壇。
司会には角川宣伝部の方が来ており、その質問にあわせて話が進行していく感じ。
なんか、前回のイベントがすごくアットホームで同族意識の高いものだったのに比べ、
すごい堅い印象。まあ、ユーザ層が一般文芸のファンも含んでる可能性もあり、
これが1発目のイベントであることも考えれば仕方ないのかもと思いましたが、
なかなかに難しい感じだったのでしょうね。
いやあそれにしても生の伊藤静さん、初めて見ましたけど、お綺麗だし、
目力がすごかった。ちょっとぴりっとした怖い印象でしたが、
それだけ気を張っていたんでしょうね。それにつられて榎木さんや今村さんも緊張してる感じ。
逆に監督の加藤さんのフットワークの軽い感じが、好対照な印象でした。
そう言えば、加藤誠さんってこの作品初監督?かもしれませんね。
こんな便利なサイトを見つけたのですが、
「いなり、こんこん、恋いろは。」や、「アルドノア・ゼロ」で
絵コンテや演出をやっていたようですが、監督としての経歴は見当たりませんでした。
それにしては堂々とした話し振りでしたし、すごい飄々としていて頼もしい感じに見えましたね。
◆冒頭での登壇者のコメント
まあ、そんなことはさておき
司会の方の質問に答える形で、各登壇者がコメントしていきました。
・最初にこの作品を聞いたときの印象について
お3方共通していたのは、題名に「死体」が入っていたりとか、
なんかヤバい作品なんじゃないかっていうイメージだったらしいです。
・逆に原作をある程度理解してからの印象は?
内容はミステリーで確かに変な人は出てくるけど安心したという印象みたいでしたね。
あとは、こんなに骨について興味を持ったのは初めてというコメントも。
伊藤静さんは骨の本をアフレコに持ってくるほどだったらしいです。
実は私もヤバいやつなのではないかと内心ヒヤヒヤしながら上映会に行ったのですが、
このトークを聞いて若干楽になりました。
そして1話を見て「ああ大丈夫だった」と納得もしましたw
◆1話での見所について
やはり九条櫻子さんの見せる表情についてのコメントが多かったように感じました。
普段は聡明で博識な感じなのですが、やっぱり常人とはどこかずれているところ
そして、意外にも猫の目のように表情が変わりすねてみたり、喜んでみたり、
色々な表情を見せるので、そこを見てほしいというコメントがあったように思います。
そして、加藤さんからは、冒頭部分に命をかけているのでの特にみてほしい
とおっしゃられてましたね。
音楽についても触れられていましたが、私も未だに離れないんですよね。
あのチューブラベルのような不協和音なのにどこかベートーベンの悲愴のように
気分が安らぐメロディ。あれに負けないように画をつけるのが大変だった
負けてないといいな!みたいな話をされてましたね。
さて、実際どうだったのかは見てのお楽しみということでwww
◆1話見終わって
登壇者の皆さんも一緒に見ていたそうなのですが、やっぱり、
背景の綺麗さ、後ろの景色は、旭川でロケハンまでやっただけあって
とてつもなくいいできになってました。サウンドの良さと相まって
まあヤバいんじゃないでしょうか。
正直、1話だけ見てこんなに衝撃を受けたのはいつ以来かというくらい
とんでもない衝撃を受けました。
九条櫻子さんの配役も、聡明で博識な感じのお淑やかなキャラで
少し変人という感じだったら、伊藤静さん?合ってるかなそれ?
とか思っていたのですが、ふたを開けてみたらまああってましたね。
ああいう少し滑稽というか普段凛々しいけど表情や性格にブレのあるキャラ
をやらせたらあの人適任ですよね。
ちょっと古いですが、「君が主で執事が俺で」とか「真剣で私に恋しなさい」
とかを少し思い出してしまいました。
榎木さんと今村さんはあまり知らないので、語れませんが、
今後が楽しみな声優さんでもあります。
◆ライブ及び裏話他
第1話が上映された後、少し間が空いて、OP主題歌を歌うTRUEさんの
ライブが始まったのですが、歌詞、メロディ共にいい歌だなって印象でした。
ただ、あの進行の仕方は良くなかったですね。
最低でもこれからライブがある旨とか、それくらいナレーションしても
罰は当たらないんじゃないかと分けわからないまま始まってしまったせいで、
踊る人たちは準備できてなかったし、会場の盛り上がりは悪くなったし、
いまいち盛り上がれなくて、TRUEさん緊張しちゃってたし、
角川さんには少し反省してもらいたかったですな。
そんなこんなでライブも終わり、TRUEさんと加藤監督のトークが始まりました。
加藤さん曰く、音楽は勝手にできるから後勝手に絵つけてよ
って言われるものだと思っていたら、ランティスと作詞のTRUEさんから、
打ち合わせしてほしいと打診があり、三回ほど打ち合わせを行って、
より作品に合う楽曲に仕上げていったことを明かされていました。
これだけ聞いただけでもなんか、スタッフたちの作品への
なみなみならぬ思い入れが感じられますよね。
◆イベント総評
いやー久々にいいものを見せてもらったという印象でしたが、
ちょっとイベント自体が堅すぎたところにやや不安が残りましたね。
なんか映画の試写会言ったみたいな雰囲気で始まったのでwww
最後の方、御前が盛大にぼけたりしてなんとか場が和んだのですが、
それにしても堅かったです。アニメの最初のしかも先行上映会って
どこもこんな感じなのですかね。
あとはスタッフが割と若手な方が多いからでしょうか。
そう言う意味では非常に情熱が感じられる作品になっていました。
絵、音楽、演技、演出等々々々どれをとっても力入ってるな
がんばってるなって思わせるものばかりで、
作品をいいものにしたい原作を尊重しつつアニメとして昇華させたい
というエネルギーと情熱が伝わって来て、クリエーターとして胸が熱くなる
作品でした。
みなさんも是非是非見てください
最後に放送情報です。
例によって公式はこちら
放送局 | 放送開始日 | 時間 |
---|---|---|
TOKYO MX | 10月7日(水) | 24:30〜25:00 |
KBS京都 | 10月7日(水) | 25:00〜25:30 |
サンテレビ | 10月7日(水) | 25:30〜26:00 |
北海道放送 | 10月10日(土) | 26:28〜26:58 |
テレ玉 | 10月11日(日) | 24:30〜25:00 |
チバテレ | 10月11日(日) | 24:30〜25:00 |
tvk | 10月11日(日) | 24:30〜25:00 |
岐阜放送 | 10月12日(月) | 25:00〜25:30 |
BS11 | 10月12日(月) | 27:00〜27:30 |
三重テレビ放送 | 10月13日(火) | 26:20〜26:50 |
TVQ九州放送 | 10月13日(火) | 27:05〜27:35 |
dアニメストアにて10/14(水)正午より先行配信開始!
※都合により放送日時は変更となる可能性がございます。予めご了承ください。
是非ご覧ください!