暴血覚醒《ブライト・ブラッド》☆新作ライトノベル紹介☆試し読み（２５）

５月１５日発売！

メーカー希望小売価格：670円＋税

個人的には好きなお話でオススメ！

まずは、タイトルとイラストから

冷血女子VS熱血男子！
熱き血潮が（文字通り）迸る、
血まみれの青春学園異能バトル！！

　「血剣！」「血槍！」
「そんな小学生の教科書に載ってる血魔法が通用すると思って？」
池田弥彦は、血液を自由自在に操る力《血魔法》を学ぶエリート一貫校、赤百合学園の男子一期生。
日本で初めて男にも門戸が開かれたこの女の園に、勇んで入る池田と男子生徒たちだったが、ここは――
「男子の皆さん。これから三年間、女子の奴隷になって貰いますわ」
「力こそが絶対」の魔窟だった！？　学年主席で男子嫌いの藤堂率いる女子たちが仕掛ける幾多の横暴。
池田は孤立していた少女・如月灯花と共に一大反抗戦を挑むのだが――！？
熱き血潮が弾け飛ぶ、血まみれの青春学園異能バトル、開幕！

⇒このライトノベルのスタッツはこんな感じ

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なかなか珍しいジャンル。女→男虐げる系の小説。暴力系ヒロインが売れなくなって久しい中で出てきた希有な存在（ツンデレ暴力系ヒロインが無類の人気を誇った時代もあった）ただ、単にサディスティックで容赦なくいたぶってくるタイプは中々無いかな。これまでの作品が好意の裏返しの暴力だとすると、この話は完全に純粋な嫌悪からくる暴力なので、どこかで強烈な−を大きな＋に転換する男女関係の大逆転話になるかもしれない。

今の関係性としては、女主人と男奴隷たちなので、今後その関係を崩さずに美少女たちの態度が軟化する形でラブコメにしていくのか。最後まで対立構造で、屈服させ征服していく話になるのかはわからない。どちらかと言えば、困難な戦いに打ち勝って女子たちを屈服させるが、主人公の計らいで（エロいこと等の）仕返しはしないという話が落ち着くというか、それが好みかなと思う。

■総評
60pほどあって、これだけ後の展開が読みづらいお話も珍しいかなと。その分、期待と不安があるので、ちょっと判断が難しいお話でした。ただ、逆に言えば、設定がそれだけ大事とも言えるので、合わない人には難しいかなと。あとは疲れ果てて豆腐メンタルな状況の人はやめておいた方がと思える作品でした。コメディにちょっと振ってあるけど、それほどでもないので。
・生活に少し余裕がある人
・SM好きな人
・ずるずる系ラブコメが好きな人
・主人公に好感が持てる話が好きな人