世界最強の人見知りと魔物が消えそうな黄昏迷宮☆新作ライトノベル紹介☆試し読み（３１）

世界最強の人見知りと魔物が消えそうな黄昏迷宮1. 冒険者世界も不景気です

５月２５日発売！

メーカー希望小売価格：580円＋税

まずは、タイトルとイラストから

世界最強の人見知りと魔物が消えそうな黄昏迷宮1.　冒険者世界も不景気です

ドラゴンも狩りすぎると、世界がピンチ！

迷宮の魔物を狩り、資源を得ることで発展した『冒険者の国』ローゼンガルド帝国。しかし、安価で手軽な蘇生魔法の開発、Ｌｖに応じた適切な狩り場案内。効率的な迷宮攻略は冒険者を激増させ、魔物を激減させた。魔物が枯渇すれば経済的破綻は間違いない。この危機に１人の新米騎士と３人の人間的にはダメすぎる天才が集められた！「ほんっとうに、このＰＴ、なんで、こんなひとばっかりなんですかあああああ！」新米騎士・ティルムは、冒険者ギルド、商人組合、神殿連盟を代表する一方で人としては問題しかない３人の天才達をまとめあげ『人工迷宮計画』を成功させることができるのか？　これは世界の危機に立ち向かうＰＴの、ダンジョンと日常の物語である。

⇒このライトノベルのスタッツはこんな感じ

モンスターを狩ることで経済が回っているファンタジー世界で、ダンジョンからモンスターが枯渇している危機的状態に。政府は人口のダンジョンを作り、モンスターを繁殖させることを思いつく。それをするために、モンスターを捕獲してきてほしい。というところで、主人公とヒロイン３人のパーティが選ばれた。いずれも実力者ぞろいだが、性格や協調性に難があって。メインヒロインが苦労するストーリーはあまり見ないかもしれない。

正直言って、キャラが立っていないように思われた。属性で強化されているものの、属性ありきというか、なにか記号的なキャラ付けだけがされていて、登場人物が生き生きとしている気がしない。コメディでは登場人物のセリフ回しや、ギャグが最も重要になってくるので、この後の展開に期待したい。それにしても、「おれと一乃のゲーム同好会活動日誌」や、「天川天音の否定公式」の著者さんなので、本当に著者が作りたかったキャラなのかなとやや疑問に思ってしまった。

■総評
個人的には、キャラの属性が上滑りしている印象でした。ただ、こういうの好きな人もいるだろうなと思う部分もあるので、読んで確かめてみると良いかもしれません。だめだと思う人は、私のサイトをこれからも見ていただき、お前なに言ってんだよ面白いじゃんって言う人は、このサイトは向いていないかもしれません。良い判断材料になるかもしれませんね。設定的には、モンスターを捕獲するという所は工夫の跡が見られ、新しいなと思う部分だった。
・おかしなキャラたちの掛け合いが好きな人
・第三者視点の小説が好きな人
・弱ってる女の子をニヤニヤするのが好きな人