売上ベスト10新シリーズライトノベル(2011年度特別編②)☆コラム(12)
ご好評につき各年度別、初週売上の紹介をします。今回は2011年度特別編!②
2011年度の初週売上TOP10以外の有名作品を紹介したいと思います。
月初のこの時期って試し読みがあまりないので、ここ数日で新しい試みをしてみたいと思います。
前回記事や、ランキング記事についてはこちらにまとめました↓
著:岸杯也、イラスト:プリンプリン。全11巻。公称累計売上はわかりませんが、5,60万部以上は行ってそうですね。アニメ化作品にはならずドラマCDとコミカライズ止まり。たまにはこういう作品も紹介したいですね。
内容としては、突然幼馴染、クラスメイト、バイト先の女子から告白されて、しかもそれが、偽彼氏(フェイク)としての関係だったという、なんとも凄まじい設定。約2ヶ月前に発売された「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」の影響は、スケジュール的に受けてないかな。ただ、似たような時期に似たような作品って、結構出ますよね。ハートフルスクールラブコメが読みたい方はぜひ!
第20位
ブラック・ブレット 神を目指した者たち
Amazon.co.jpで詳細を見る
著:神崎紫電、イラスト:鵜飼沙樹。既刊7巻のアニメ化作品。公称シリーズ累計売上95万部以上。2014年のアニメ化の際に、7巻が出ていたのですが、それ以降続編がなくちょっと心配なシリーズですね。と言うか、作家さん海外に行っちゃったとかそんな感じのヤバさですねこの感じ。
内容はと言うとダークな世界観のSF大作。理不尽な世界を描く中で、登場人物の内面を丁寧に描き、ストーリー展開で魅せるタイプの作品。鵜飼さんもこういう世界観と設定が大事な作品は本当にうまいですよね。かなりボリューミーで、アップダウンの激しい小説が読みたい方、めでたしめでたしにならない小説が好きなひねくれ屋のかたにはおすすめですw
著:スズキヒサシ、イラスト:瑠奈璃亜。こちらもいわずとしれたアニメ化作品。全12巻。公称シリーズ累計売上はないですが、おそらく100万部に近い数字は出ていそうですね。
内容面については、実はこの作品、アニメも見てなければ原作もノーマークでして、wikiでも見ながら推定します。ここでも幼馴染とフェイク設定がw この時期はやってたんですかね。本筋は、魔法を使ったバトルや、タイムリープなど、学園モノという中でも意外に青春モノ系の要素が多そうな感じ。多分ハーレムラブコメ系というよりもストーリー重視なんだろうなと想像しました。
第17位
魔弾の王と戦姫
Amazon.co.jpで詳細を見る
著:川口士、イラスト:よし☆ヲ⇒片桐雛太(途中コミカライズの漫画家さんも入っていたり)既刊16巻。公称シリーズ累計売上180万部以上。今日紹介した中では一番しっかりしてて、一番売れている作品ですね。もちろん、安定のアニメ化作品。
コチラは打って変わって本格戦記ファンタジー。ここまでしっかりファンタジー世界を描いていて、かつハーレムという要素までしっかり当て込めるのは素晴らしいと思います。さすが川口士先生。なろう系のやや薄い感じのやつを除いて、本格的な(三国志のような)戦記ファンタジー自体が今相当少ないですからね。唯一が「グランクレスト戦記」くらいかな。
硬派な内容をハーレムヒロインで中和、和らげているところなんかも良く出来てるなって、思ってしまいます。しかも主人公、弓ですからね、弓。普通活躍の場がないのにいやーすごい。今日はこの小説だけ紹介してもいいくらい、いくらでも絶賛できるシリーズです。ぜひぜひ読んでみてくださいませ!
今回はここまで! おそらく次はランキングに戻ります!
数をしぼって記事を作った方が面白いかもなので、少し考えます。
年度別の売上ランキングがもっと見たい方はこちらから
新作紹介やコラムがもっと見たい方はこちらから
当サイトではコメントを募集しております!
忌憚なき意見、一言でもかまわないので、書いていただけると幸いです。