フラッグオブレガリア青天剣麗の姫と銀雷の機士☆新作ライトノベル紹介☆試し読み（４１）

毎回新シリーズライトノベルの試し読みから新作を紹介する本コーナー
今回は、このラノベをインフォします。

６月９日発売！

メーカー希望小売価格：610円＋税

まずは、タイトルとイラストから

これは青天の御旗と共に戦場を駆り、
その名を轟かせることになる、≪銀雷機士≫の英雄譚。

　隣国との激戦が続く、古都クシュールリンド。各地から集まった兵士と、人型古代兵器≪対竜単騎≫がひしめき合う。
　この地に、激励に赴いた戦姫アルトーネは、戦闘で片腕を失った一人の少年と出会った。名をイナヅチという彼は、姫と共に戦いたかったと無念を吐露する。
　その夜、姫のために祝宴が開かれるのだが、賑わいに紛れ、シンミルドという女系一族の姿も。彼女たちの目的は、古都で発掘された≪対竜単騎≫を奪取し、姫の命を奪うこと。
　姫に凶刃が迫る中、突如銀雷を放つ対竜単騎が現れ、窮地を救う。その巨人の中から現れたのは、かつて見た少年の面影を持つ銀髪の少女だった。
　二人の出会いは、青天の霹靂だったかもしれない。だがそれは、運命の出会いだったのだ。

⇒このライトノベルのスタッツはこんな感じ

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今後の展開としては、主人公が巨神兵（対竜単騎）を駆って無双する話になるだろうが、その過程で何があるか、ヒロインの姫との関係はどうなるかが注目される。多分、普段は介助者が必要な戦闘力０で母性をくすぐる（乙武さんみたいな？）感じと、兵器に乗ったときのたくましい強さとのギャップで、ヒロインたちがやられていく展開なのかなと。なので、不自然なモテモテよりも、バックボーンのあるラブが見れるストーリーになるだろうと予想される。

■気になる点

人がぐちゃっとなったり、血だらけになったり、主人公も腕はなくなるは、足は不自由になるわだし、なんかもうカバーとのギャップがすごいのと、取っ付きづらい。また、リアルなバトルを描くのは、文字だけのラノベでは難しいとされている。「進撃の巨人」等、情報量の多い漫画なら、ヒット作はいくらでもあるのだが……。

■総評
なろう系の「ハーレムラブコメ＋ヒロイックファンタジー」のようなぬるま湯展開ではないので、硬派な作品を読みたい人にオススメ。読者を揺さぶる心理的なアップダウンは結構ある話になりそうなので、ついてこられそうな人が買う方が良いでしょう。あとは、主人公が自分に引け目を感じたり、ヒロインが素直じゃなかったりの、葛藤がラブ分に、純粋な戦場、戦略シーンが、バトル分になると思うので、予定調和じゃない、バックボーンのしっかりしたお話が好きな人にオススメの作品です。
・過激なアクションが好きな人
・バックボーンのしっかりしたお話が読みたい人
・ぬるま湯展開に吐き気がする人
・鬱展開を我慢強く読める人