バイトリーダーがはじめる異世界ファミレス無双☆最後まで読みました（２）

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■単刀直入に感想

さらっと読めるタイプの良作でした。本文がスッスと目に入っていきストレスフリーで読めます。まあ自然とメイン・サブの差が出てしまってましたが、属性の違うダブルヒロイン体制は多すぎず少なすぎずでちょうど良いさじ加減になっていたと思います。

また、著者さんがファミレスに足しげく通っているようで、店内のイメージや制服、料理等へのこだわりを感じました。特に可愛い女の子のウェイトレスさんに対する造詣が深かったです。あまり関係ありませんが、かわいい格好をした女の子や、おいしい食べ物を食べてる女の子はいいですね！

■改善点 ※色々失礼

あくまで、個人の主観というところをご理解していただいて、という但し書き付きですが、ストーリーに改善点はあったかなと思います。最初からほぼ順調なストーリーで、途中も順調なストーリーで最後まで順調なストーリーになっています。

そういう作品が好きな人もいるので、好みの問題になってしまうかと思いますが、例えば、店の料理でお客さんの誰かが調子を悪くしてしまい（種族と食べ合わせとかの関係で悪意無く）店が閉店の危機に遭うとか、司祭たちも相当簡単に丸め込まれてしまっているので、主人公たちの成長や、ファミレスの成功がぼやけてしまう印象でした。ファミレス開業に際しても、土木工事や料理の開発が何もかも上手く行き過ぎなので、どこか主人公の現代知識と工夫の量が欲しかったです。というのが感想ですが、ある意味個人の感想ですね。

■というわけで総評

色々言いましたが、気分のいい小説でした。多分１巻は土台作り、色々トラブルが起きたり、ダブルヒロインの修羅場が訪れたり、という風な内輪の揉め事、もしくは政治勢力例えば宗教勢力等との対決といった外的要因が２巻以降で語られることになるかなと思います。ただ、やっぱりおいしい食べ物は、リアルでも創作でも人の心を開きますよね。
・美味しい食べ物を食べてる女子が好きな人
・胸くそ悪い描写が嫌いな人
・勇者と魔王の娘とのキャッキャが見たい人

オススメです！

というわけで、今日はこんな感じでした。最後にもう一度

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