道－MEN 北海道を喰いに来た乙女☆新作ライトノベル紹介☆試し読み（５１）

６月２３日発売！

まずは、タイトルとイラストから
そして、あらすじ、詳しくは公式で
ダッシュエックス文庫 | 新刊案内

お前たちに、北海道はまだ早い

北海道メシ×異能バトルアクション超大作！

２０××年、北海道は独立国家となり日本との断交政策を実施。そんなある時、日本の工作員と思しき少女・早乙女めろんが捕縛される。北海道特殊機密部隊『道ＭＥＮ』が対応に当たることになったのだが、彼女は自分の目的は破壊工作でも情報操作でもなく、ただ北の美食を堪能するために来たと言い張るのだった。道ＭＥＮを率いる斉藤幸之助はなし崩し的に彼女の喰い倒れの旅をエスコートすることになるのだが、その最中、道内に潜伏していた千葉県の工作員から謎の襲撃を受ける。そして無数の思惑が絡み合い、最強と謳われる群馬県の工作員までもが活動を開始する…。北海道メシ喰いまくりながらのアクション超大作、堂々始動！！

ベン・トー　サバの味噌煮２９０円 (集英社スーパーダッシュ文庫)

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⇒このライトノベルのスタッツはこんな感じ

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■ジャンル
北海道を食べ尽くそうという極めてシンプルな設定。最近のグルメブーム（ラノベでは「おれの料理が異世界を救う！」や「バイトリーダーがはじめる異世界ファミレス無双」、「魔王城のシェフ」等、例えば将棋でも）に乗った作品としては、非常に新しい切り口になるかもしれない。この小説を元に、北海道食い倒れの旅を出来るほど結うような小説なのではないか。

■ストーリー
展開としては、個性的な濃いキャラクターたちが、北海道内を旅しながら食い倒れするというお話になるかなと思われる。そこで特に陰謀等があっても仕方ない気もするので、平坦な物語で充分読む価値がある小説だろう。ただ、財閥令嬢と言われるメインヒロインの背景組織や、主人公が所属する道MENや北海道政府の意向など、政治的な部分になってもいいような設定が組まれている。それにしても、随分シコリティの高いヒロインが出てくるなという印象。たまらないですね。

■総評
私は、試し読みから総評を書くまで、著者を確認せず書く決まりにしているます。なるほど本作は、アサウラさんでしたか。ちょっとわからないですが、北海道出身なのかな。北海道に対する愛があふれていたように思います。

北海道や九州、四国が独立国になったらとかって、子供の頃には誰でも空想したりすることですよね。そういうところも取り入れられていて、有名観光地域に限定したグルメ小説というところでもラノベでは新しい試みだったのではないでしょうか。

美味しいものを食べて表情が蕩けるヒロインとのラブコメと、ちょっとシリアスなネタの巧みな組み合わせはきっと面白い小説になるでしょう。っていうかこれ売れなかったら、ラノベ読者見る目ないでしょ！
・グルメ小説が好きな人
・シコリティの高いヒロインの蕩け顔にハァハァしたい人
・北海道好きな人
・とにかく面白いものを読みたい人