来週発売のラノベ紹介(1)8/7
不定期で来週発売のライトノベルについて紹介するシリーズを開始したいと思います。
知り合いのラノベ好きと話をした時のこと、
「今週は電撃発売だけど、何があるかな?」
「えっ? 電撃来週発売なの?」
「えっ? 毎月大体10日に発売じゃん」
「そうなんだ? 知らなかった」
とかいうことがあり、こういうコーナーを作ってみてもいいのかなと思いました。
というわけで、来週は電撃文庫の発売日8月10日があります。
前回記事や、ランキング記事についてはこちらにまとめるつもりです↓
魔法科高校の劣等生(23) 孤立編
Amazon.co.jpで詳細を見る
言わずと知れた、佐島勤さんの名作。「遅れてきた劣等生」と言われ、WEB小説からの鮮烈なデビューは今でも記憶に残っています。そんな本作もついに23巻。前回の「動乱の序章篇」からどういう展開になるのか。以下あらすじ引用です。
遂に暴かれるトーラス・シルバーの正体。
その時達也が下した決断とは――!?
俺を好きなのはお前だけかよ(6)
Amazon.co.jpで詳細を見る
著者の駱駝さんは、第22回電撃小説大賞金賞受賞作の本著でデビュー。精緻な衣装、容貌の作り込みと表情豊かな美少女、そして透明感のあるエロさを併せ持つ(自分でも何言ってるのかよくわからない)ブリキさん。電撃の次のアニメになる可能性もある本作6巻も10日発売!
金賞 | 俺を好きなのはお前だけかよ
ようこそ、ここがラブコメの最前線だ。
校内屈指の美少女であるひまわり、コスモス、あすなろ、そしてパンジーの四人からの愛の告白に、『究極の回答』を返した俺。……え? 『究極の回答』ってなんだって? ネタバレを恐れずに言うぜ。――前巻ラストをよんでくれ。
さあーて、いよいよ始まる夏休み! 実はひまコスパンジーと、いろんな約束をしてたんだよな。流しそうめんに海水浴、花火大会も! 一生に一度、あるかないかの、幸せに満ち溢れた高校二年の夏休み!! 全てのイベントを、完膚なきまでに楽しんでやろうじゃねぇか!!
だってのに、なんで俺の目の前には、ホースの親友・特正北風がいやがるんだ!?ん? 俺に相談がある? ま、まさか――!
波瀾万丈な夏がやってくる最新刊!!
ゼロから始める魔法の書X
-ゼロの傭兵〈下〉
Amazon.co.jpで詳細を見るる
前クールアニメ放送があった本作もいよいよクライマックス! 著者は、第20回電撃小説大賞受賞の本作でデビューした虎走かけるさん。ちなみに女性作家さん。イラストは、艦隊これくしょん(長門、大和、武蔵、時雨等)やマージナル・オペレーションなど、ちょっとつり目がちの目と、上品な印象の絵が印象的な絵師さん。
離ればなれになったゼロと傭兵を北の祭壇で待ち受けるのは──
シリーズ本編クライマックス!ゼロとの離別により心身共に傷を負った傭兵。自由の利かない身体に苦しむ姿に仲間達は手を差し伸べるが、傭兵はそれを拒絶し、ゼロを追いかけるべく一人で町を飛び出してしまう。命を投げ出すような傭兵の行為に激怒する神父だが、その揺るぎない決意に根負けし、傭兵を町から正式に追放する決意を固める。館長の助言に従い、“泥闇の魔女”と敵対する悪魔達の力を借りる決断を下した傭兵だが、悪魔と勝ち目のない交戦をする絶望的な事態に。しかしそれこそが、館長の狙いだった。
ゼロと傭兵が旅の果てに知る、世界の真実とは一体──。
なれる!SE16 2年目でわかる?SE入門
Amazon.co.jpで詳細を見る
こちらも長編ですよね。もう16巻。そして本作で完結! 悲しいような悲しいような。速筆でも知られる夏海公司さん。「ガーリー・エアフォース」も好調でクライマックスを迎えようとしています。
工兵VS立華の社内競合案件、決着!
萌えるSE残酷物語、シリーズ本編完結!工兵、次郎丸、梅林 VS 立華、藤崎の対決となった総合商社二社のインフラ統合案件は、暗躍するスピリッティアの貝塚の介入もあり、業界全体を巻き込む事態に。国内の主要なIT企業を押えられ、案件を進める術を失った工兵が目を向けたのは……まさかのあの人物!?
一方、工兵の総務部への異動話も待ったなしの状況に。スルガシステムの未来と、立華のいるSE部を守ること、そして自身のエンジニアとしてのキャリアに悩む工兵の選ぶ道とは──。
萌えるSE残酷物語、感動のシリーズ本編完結編!
■総評
個人的に注目作はこんな感じです。新作の「数字で救う! 弱小国家 電卓で戦争する方法を求めよ。ただし敵は剣と火薬で武装しているものとする。」については、新作試し読みで紹介しようと思います。なんか物語終盤の作品が多いですね。ちょっぴり悲しいです。では今回はこのへんで!
新作紹介やコラムがもっと見たい方はこちらから
当サイトではコメントを募集しております!
忌憚なき意見、一言でもかまわないので、書いていただけると幸いです。