ライトノベルインフォ

オタク歴10年以上のryuhyoiが、注目の作品を紹介しつつ、備忘も兼ねたブログです。

魔術破りのリベンジ・マギア2. 偽りの花嫁と神々の偽槍☆ライトノベル紹介☆続巻最後まで読みました(1)

 今回、新しい試みとして、注目作の続巻情報を紹介する記事を書きたいと思います。続巻試し読みからの、「続巻最後まで読みました」カテゴリを作っていきます。
 今回は、先日インタビューに答えていただいた子子子子 子子子先生の『魔術破りのリベンジ・マギア2. 偽りの花嫁と神々の偽槍』について、アーダコーダ語っていきたいと思います。改めまして、子子子子先生。インタビューをお受けいただき、また、宣伝にもご協力いただきまして、本当にありがとうございます。
魔術破りのリベンジ・マギア2. 偽りの花嫁と神々の偽槍 (HJ文庫)
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■作品全般に言えること
 1巻読了記事でも語りましたが、かなりの良作です。心してください。国立国会図書館で調査を行うほどの魔術知識を持つ著者さんが、全知全霊をかけて作った魔術詠唱、魔術設定が一番の見所なのはもちろんのこと、サクサク読めるように設計された王道ストーリーも必見です!

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詳しくは公式で⇒魔術破りのリベンジ・マギア | HJ文庫公式Webサイト

ルーン魔術VS陰陽術! 伝説の武器が激突する!!

魔女学園で起きた事件のほとぼりも冷めきらぬ頃、突如フランセスの元に彼女の弟が訪れ、政略結婚の決定を告げてきた。晴栄との出会いを経て己の意志で歩み始めたフランは、その縁談を破棄すべく魔術の本場・欧州は独逸の啓明学園に向かう。その隣に彼女の人生を変えた“恩人”たる陰陽師を従えて――。 「僕はお前が運命に抗い続ける限り、この手を伸ばすと約束した」レーヴァテイン、ブリューナクなどの術装を相手に、変幻自在の陰陽術で立ち向かえ! ハイエンド魔術バトルアクション第二弾!

まだ作品をご存知でないという方は、こちら
まだの方向けのインタビュー記事もございます。

一巻は読んだけど、2巻はまだという方にはこちらも 

これ以降ネタバレ記事となります。ご了承ください。
 ちなみに1巻あらすじはこんな感じ↓
 新大陸(アメリカ)の魔術女学院に、留学してきた土御門晴栄。実は、連続学生失踪事件の解決を要請された陰陽寮(日本の魔術集団)の凄腕陰陽師だった。1巻は、謎解きとバトル、そして、人間関係で深い絆を生む話。
 恨みと復讐を原動力にのし上がり、冷酷で手段を選ばない偽悪的な仮面をかぶっていた主人公だったが、事件解決の家庭で出会った2人の少女のお陰で、大分柔らかくなった。そして、かけがえのない友人も得ることになる。最近はツンデレっぽくなってきている。

 

■単刀直入に感想
 すみません。個人的には2巻の方が面白かったです。いや、1巻が面白くなかったわけではないのですが、2巻の方が、スッキリしたテンポの良いストーリーと、バトルシーンの見せ場の多さは、1巻を凌駕していると思います。2巻まだ読んでない人、今からでも遅くないのでオススメですよ!

 2巻のあらすじはこんな感じ↓
 せっかく友人同士になった晴栄とフラン。しかし欧州からフランの許嫁(名門高校の校長を務める身分の高い貴族)と、フランの弟でフィッツロイ家次期当主が登場し、フランを連れ帰ろうとする。以前なら家の体面や名誉を守るため、自分を殺して結婚するフランだったかが、欧州行きには同意したものの、ある条件を付けることとなった。

 その条件は、自分との決闘で勝利したら大人しくお嫁に行くというものだったが、フランは、有利に運んだ決闘で、急に力を失い敗れてしまう。それには、からくりがあり、悪逆非道の末に手に入れた力だった。権威主義や権力に翻弄された哀れな男の妄想を、圧倒的魔術力でねじ伏せる物語になっていたと勝手に思っています。

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■2巻の印象
 今回は、フランに加え、フランの弟フラン家に仕える双子の姉妹、主人公の土御門晴栄式神狐狼丸、そして幼馴染のお姉さんの鴨女、それぞれバトルシーンで見せ場が用意されています。特に、最終決戦での合体技は見所でしたね。

 そして、フランにもついに、主人公が男性であることがバレてしまい、親友だった2人の絆に動揺がはしります。ただ、それと同時に、フランが主人公に好意を寄せる展開にもなっていて、土御門晴栄ハーレムが正式に増えた感じ。フランの弟までという展開も面白かったですね。一度は危機を迎えた土御門晴栄一行の絆がひとまわり、さらに深まった印象も強い2巻でした。

 

■というわけで総評
 2巻読了後の記事ということで、あまり大きく語る部分は無く、本当に個人的な感想になってしまいました。ただ、物語部分は、1巻以上にパワーアップしている感が強かったので、その辺を中心に宣伝しておきたいと思います。

 また、魔術への造詣は相変わらずで、国会図書館まで資料を求める点等を見ても、研究者の域に達しているのではないかと感じました。3巻以降は、洋の東西を問わず、ドンドンと新しい世界観や、新しい魔術大系が増えていくようですし、『黄金の夜明け団<ゴールデン・ドーン>』も登場するかもみたいです。
 ますます注目される本作品ですが、まだ読んで無いという人も、2巻までなので、すっと読めてしまうと思います。是非手に取ってみてください。試し読み記事も読了作品も人一倍多い、私がオススメします! 後悔はさせません!

・1巻を読んだ人
・まだ本作を読んで無い人
中二病患者
・魔術や呪文詠唱にワクワクする方
・王道展開のストーリーが好きな方

上記の人にはオススメだと思います。

最後にもう一度、そんな本作みなさまよろしくお願いします!

魔術破りのリベンジ・マギア2.
偽りの花嫁と神々の偽槍

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