ライトノベルインフォ

オタク歴10年以上のryuhyoiが、注目の作品を紹介しつつ、備忘も兼ねたブログです。

売上ベスト10新シリーズライトノベル(2011年度中編)☆コラム(19)

最近試し読み記事ばかりあげていたので、たまにはランキング記事を!!
2011年度のTOP6
今回は、6位〜4位 カウントダウン!
前回記事や、ランキング記事についてはこちらにまとめました↓

lightnovelinfo.hatenablog.com

彼女に耳としっぽがついてる理由を説明できない。 (MF文庫J) 嫁にしろと迫る幼馴染みのために××してみた (電撃文庫)

 

第6位
僕と彼女のゲーム戦争
僕と彼女のゲーム戦争 (電撃文庫)
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著:師走トオル、イラスト:八宝備仁。全10巻+短編集1巻。公称累計売上の数字はなく、推定20万部以上は売れている作品。メディアミックスはコミカライズのみでアニメ化はされず。なぜアニメ化しないのかというネット上での意見は散見される作品。恐らくは、刊行ペースが年2回なことと、美少女万華鏡などで相当忙しい八宝備仁さんのスケジュールが確保できなかったのかなと。アニメ化するとキャラクター原案としての仕事量の増加は言うに及ばず、アニメ化合わせで刊行ペースも増やしていかないといけない。人気クリエーターさんは大変だ。

 本作は、ゲームという遊びを正面から捉えた作品。もちろんラブコメという一面もあるが、真剣にゲームをしている登場人物たちの集中力、臨場感、そして楽しさが読んでいる端からわかってくる作品だった。
 また、純粋にゲームの上手さという意味でも、ゲームを通してという意味でも、主人公が成長していく話は非常に読後感が良かった。ある意味正統派ゲームラノベといえると思う。
NEW GAME! 1巻 (まんがタイムKRコミックス)ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー (富士見ファンタジア文庫)
 今クールは上記の「NEW GAME!」と「ゲーマーズ!」という全く違った切り口のアニメ作品が放映されているが、ゲーマーの人はまず、本作を読んでほしい。真正面からプレイヤー側の立ち位置で、ゲーム部を描いた作品は非常に珍しいように思う。 

第5位
“葵” ヒカルが地球にいたころ……1
“葵” ヒカルが地球にいたころ……(1) (ファミ通文庫)
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著:野口美月、イラスト:竹岡美穂。「ヒカルが地球にいたころ……」シリーズの初巻で、全10巻。公称累計売上の数字はなく、推定20万部以上は売れていると思われる作品。コミカライズ、ドラマCD化にはこぎつけたものの、アニメ化はしなかった。野口さんは、本作と同じファミ通ーベル「“文学少女”」シリーズで、劇場版まで行っているが、古典小説を裏設定に持つ本作は、そこまで伸びなかった。

読んでいないので不確かなことは言えない。wikiを下記にコピーしておく。

友達を欲しながらも高校デビューに失敗し、周囲から不良と誤解され避けられていた赤城是光は、ある日学園の女生徒たちの憧れの的である帝門ヒカルに声をかけられ顔見知りになる。大勢の女性と交際し、一見すると充実した学園生活を送っているかのようなヒカルもまた、実は同性の友達を欲していた。しかしヒカルは、是光と本格的な親交を築く前に突然の死を遂げてしまう。 ところがヒカルの葬式に顔を出した是光の元に、死んだはずのヒカルが幽霊となって現れ取り憑いてしまい、彼から現世に残した女性関係絡みの未練を解決して欲しいと懇願される。幽霊となったヒカルの姿や声を認識できるのは是光だけで、ヒカル本人にも他に成仏する方法が思い当たらない為、是光は強面で誤解されやすく人付き合いが苦手というハンデを抱えつつも、ヒカルと親交のあった女性たちと関わっていくことになる。

“文学少女”と死にたがりの道化【ピエロ】 (ファミ通文庫)ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 (ファミ通文庫)
上記作品なんかも含めて、同時並行でがんがん小説を書いている野口先生。しかもその殆どが売れたシリーズ。いやはやすごいっすね。

 

第4位
魔王なあの娘と村人A
~幼なじみは勇者です~
魔王なあの娘と村人A ~幼なじみは勇者です~ (電撃文庫)
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著:ゆうきりん、イラスト:赤人。全11巻。公称累計売上不明。一時期電撃の腫瘍タイトルには必ず入っていた作品。完結も去年11月と最近まで刊行されていたシリーズとなる。内容は、ファンタジーの登場人物を養成する学校を舞台にし、ちょっと特殊な村人「村人A」な主人公が、「魔王」とその幼馴染の「勇者」との間で振り回されて右往左往するお話。主人公を挟む2人のヒロインが、なまじっか幼馴染なのがたちが悪いですよね。まあ、ラブコメとして面白いお話です。

 

 

今回は少し数をしぼって記事を作りました。
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