新作ライトノベル紹介☆自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?☆試し読み（６）

自称Ｆランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ？

４月２５日発売！
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メーカー希望小売価格：税込み626円
個人的には好きなお話でオススメ！

詳しくは公式で
自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? | MF文庫J オフィシャルウェブサイト

（自称）Ｆランクが並み居る強敵を屈服させる、学園ゲーム系頭脳バトル！

学業、運動、家柄、あらゆる分野のエリートだけを集めた日本最高峰の名門校・獅子王学園。だがその実態は、ゲームの結果ですべてが評価される弱肉強食の学園。絶対的な強者――獅子のみが生き残れる修羅の世界だった。裏世界のゲームで常勝無敗の伝説を残しながらも、面倒のない普通の人生を歩みたい主人公・砕城紅蓮は、入学試験で手を抜き、目論見通り最低位のFランクに認定される。しかし兄を心から愛する血の繋がった妹・砕城可憐と再会し、事態は急変。そして学園の『悪意』が可憐を襲ったとき、紅蓮は真の実力を発揮する――!

さて、２５日に発売されるMF文庫Jの新作！８月２５日２巻発売！

著者の三河ごーすとさんといえば、「ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー」でデビュー。非常に早い筆で、最近は新シリーズを量産しております(7/31追記)

イラストのねこめたるさんは、同じMF文庫Jから出されている「異世界ならニートが働くと思った?」シリーズも有名ですね。

今回はこの新シリーズの紹介をしたいと思います。
最後まで読んだ感想も記事にしてます。試し読み記事を読んだ上でご覧ください。

２巻試し読み記事についてはこちら

新作紹介やコラムがもっと見たい方はこちらから

⇒このライトノベルのスタッツはこんな感じ
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そして私の評価はこちら
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読みづらいので簡素にしていく方向です。
※試し読みとはいえネタバレを嫌う人もいると思いますから･･････工夫します。

■ストーリー
最強なはずの最弱主人公が、当たり前の日常を求めて、才能を隠して暮らそうとするのがテーマ。多分、止むにやまれぬ事情によって、周囲の面倒ごとに巻き込まれ、徐々に正体を現していく話になるかなと。
　ちょっとご都合主義すぎだろ！と思うのは、最強というのが確約されていること。そんなはずでは･･････。ってことも途中であるかなと思われるが、結局勧善懲悪っぽくいってしまうかも。ただ、話の筋はわかりやすいので、とにかくすいすい読めるストーリーになっている。

■キャラクター
MFらしいわかりやすいキャラクターで、キャラ紹介がしやすい。
　主人公は、ゲームで世界のすべてが決まる裏世界で最高の賭博師？遊戯師？とされた人物。しかし、生死をかけたゲームばかりをしてきたせいで、ゲームに嫌気が差し、普通の日常生活が送りたいと思っている。ゲームですべてが決まる学校にだまされて入学した際にも、入学試験でわざと最下位（最弱）となる道を選んだ。

　メインヒロインは、完全無欠の妹といっても良い感じ。兄が大好きで崇拝しており、すべてのお世話をしたいと思っている。掛け値無しに存在のすべてを認めてくれる妹は、現代ラノベでは有効なガジェットとなっている。
　ゲームは勝ち負けがあり、それで人の盛衰が決まってしまえばなおさら、個性あふれるキャラを出しやすいし、ゲームでムキになると本性が現れやすいということもあって、このあとどんなキャラたちが出てくるのか楽しみである。

■設定
世界大戦を経て、ゲームで世界が牛耳られている世界(未来の地球が舞台)
ゲームで生徒の日用品から情報、待遇まですべてが左右される学校に通う主人公とその妹という設定。
　「ノーゲーム・ノーライフ」「ようこそ実力至上主義の教室へ」+妹モノ＋最弱からのし上がるという王道、MFの主力作品と王道を組み合わせた設定の本作品。2匹目のドジョウという意味では、「「異世界ならニートが働くと思った?」」の成功があり、
本作はそれに「よう実」の要素を組み合わせて更なるヒットを狙ったものと思われる。テンプレらしい安定感があり、読んでいて非常に心地よいラブコメ、ゲームものとなっている。

ノーゲーム・ノーライフ１ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです (MF文庫J)

異世界ならニートが働くと思った? エルフの姫を奴隷にして世界を支配させます。 (MF文庫J)

どの作品も面白かったですね。良かったらどうぞ！
ヒットした作品はわりかしみんな面白いんですが、そう言う意味でも
新作は年々厳しい勝負を強いられますね。

■特別点(その作品ごとに必ずあるであろう特別な点)
この作品に関しては特に無いように思われる。
強いて言うなら、売れてる作品の要素をうまく組み合わせられている点。

■総評
正直言ってこの手のテンプレ系作品は大好きです。なので、皆さんに買って欲しいのですが、テンプレを悪く言う人がいるので一言！テンプレラノベは読者にとって非常にありがたい存在です。なぜならば、”今”、”現在”、読者にとって最も受けていて、最も求めているジャンルをトレースして来たものがテンプレに他ならないからです。本題からそれてしまいましたので、この辺については、後々記事を作って語ろうと思います。
　この作品のよさは、テンプレ設定を重ねつつも、オリジナリティのある文体で破綻なく組み合わせて、文章を練り上げていることです。
・今までに読んだラノベが15冊以下の人
・テンプレ好きだが、テンプレテンプレしてる本は嫌な人
・純粋に本を読んで笑いたい（現実逃避したい）人
・最近、つらいことがあった人
・ライトノベルを心底好きな人